宇都宮市の遺品整理士|祠(ほこら)について
敷地内の祠(ほこら)について
遺品整理や家財整理をしていて、祠(ほこら)のあるご自宅は珍しくありません。
むしろ古くからの家、または少し都心から離れた所に建つ家などには、祠を割とよく見かけます。
祠(ほこら)とは?
祠は屋敷神とよばれ、読んで字の如くその屋敷を守る神様になります。多くの場合、御神体は稲荷になります。その他、不動尊、地蔵尊なども見かける事があります。家の中の神棚は家内神で、家の中を護る神様になります。
家財整理、遺品整理の時の注意
遺品整理や家財整理をする際には、外廻りの清掃や片付け、いわゆる残置物撤去を頼まれる事がよくあります。祠の大きさも様々で、持ち上げて撤去する事ができる物も存在します。依頼者から「それも処分して」など、簡単にお願いされる事もよくあります。
祠の撤去の仕方
祠の撤去についてですが、祠を撤去して、「不幸になった、祟られた」などの話は耳にした事があると思います。そうならないために、地元の神主に依頼して、お祓いなどの神事をしてもらう必要があります。ご依頼者様がその事を知らない場合は教えてあげるのも、私達の勤めだと思います。
その他敷地内の神様
その他敷地内に井戸が掘られている場合、井戸にも神様がいるそうです。以前、井戸を埋めてもらった事がありますが、その時、解体業者の社長より「井戸には神様がいるので、埋めると神様が息ができなくなるので、息抜きという小さな穴が必要なんだよ」と言われた事があります。そこで、神主を呼んでお祓いをしてもらい、解体業者の社長に息抜きの穴を開けてもらった事があります。
最後は気持ちの問題
最後は気持ちの問題になります。気にする方もいる反面、全く気にしない方もおられると言う事実も理解しておきましょう。それでも、アドバイスはしてあげた方が良いと思います。