自殺による遺品整理

私ども遺品整理業者にとって、不幸にも自殺でお亡くなりになったお部屋の片付けは、言葉では表現しづらいほど悲しい気持ちに襲われます。

また、現場の状況もありますが大切な方が自殺したショックのあまり、お部屋の中に入ることができないご遺族様がほとんどかと思います。

「なぜこんなことをしてしまったのか」
「なぜ自分に相談してくれなかったのか」

そう仰り、私どもの目の前で泣き崩れてしまうご遺族様もいらっしゃいました。

それ故に、自殺や事故で行う遺品整理については、ご遺族さまの立場と心情を尊重しながら作業を進めることになります。

アジャストではご遺族様の「ご近所に顔向け出来ない」というお気持ちに寄り添い、極力目立たないように遺品整理作業をすることを心掛けております。

また、自殺、事故の現場が賃貸物件だった場合、原状回復を「どの程度まで実施するか」が問題になることがあります。

臭いは目で見えませんし、人によって感じ方も違います。

不動産管理会社さま、大家さま、ご遺族さま、そして私ども業者と、それぞれ主観的に判断しがちで、それが原因でトラブルが起きる可能性があります。

そして、放置された期間の家賃やリフォーム費用、損害賠償などを合わせると、百万円を超える場合も珍しくありません。

いずれにしても、高額な現状回復費用が必要となります。

そしてこの原状回復費用は、基本的には、部屋を借りる時に連帯保証人となっている方やご遺族がこの費用を負担することとなります。

「大切な方が自殺したという事実」
「数百万円の請求」

アジャストではこの同時にご遺族様や連絡保証人の方にのしかかりるお気持ちに寄り添いながら、遺品整理に伴う現状回復リフォームも行います。