検体について|宇都宮市の遺品整理士
高齢者の叔父が検体に登録しました。
80代後半になる叔父が検体に登録いたしました。
検体とは亡くなった時に次世代の医者を育てる為に必要なシステムで、現在登録が少ないと聞きました。
医学に於いて医者を一人育てるのには必ず検査、実験をする身体が必要だという事でした。
叔父には実子がいない為、叔父の希望で私が保証人になりました。
この年代の人は若い頃は戦後の物の無い時代苦労して働き、今の日本の発展に尽くしてきた世代だと思います。そして死して尚、医学の為、国の発展の為に自分の身体を提供するという意思には頭が下がります。
叔父は年も年なので、臓器提供は難しいから検体にしたとの事でした。死後48時間以内に病院に連絡しなければ、使えないそうです。
叔父の意思を無駄にしない為に私には連絡をする責任があります。世の中には検体や、臓器提供の意思がある事を家族にも伝えて無い方もいると思います。
そうならない為にもエンディングノートなどに書いておく事をお伝えしておきます。
そして少しでも次の生命が救われる事を切に願います。