病死による遺品整理

病死により亡くなったしまった方の数々の遺品整理をお任せ頂く中で、2つの特徴があるように思います。

ご自身の持病に関しての自覚があり、万が一のことに備えて生活されていた方のお部屋は比較的、整頓されているケースが多く比較的 遺品整理の費用を抑えられる事が多いです。

• 日頃から部屋の中を整理整頓されている
• 台所・トイレ・浴室などの水廻りが掃除されている
• 生活する上での家具・家電などが少ない
• 貴重品（金品、通帳、印鑑、実印）などがきちんと保管されている
• 重要書類がわかりやすい場所に保管されている

私ども遺品整理業者は病死された現場の遺品整理を幾度となく経験しておりますが、ご遺族様で初めて部屋に入った方は、雑然とした部屋の状態を見てびっくりされる方が殆どです。

その大きな理由として、年齢を重ねて高齢になり、かつ持病が悪化してしまった方が最初に出来なくなるのが掃除やゴミ出しが関連しています。

これは、福祉の整理（福祉住環境整理）でも良く見られる光景です。

人間は掃除はしなくて良くても、食事を摂らなければ生きてきません。

しかし、その食事をした際のゴミなどを捨てない状態にしてしまえば、ゴミ屋敷に近いレベルまで部屋の中が荷物で一杯になります。

すると掃除や整理整頓に対する意識が低下し、非常に衛生環境の良くない状態に陥るという悪循環に入っていくようです。

室内に誰も入れる事が無く、一人暮らしの方には本当によくある状況です。

このような境遇な方がいらっしゃいましたら、
決して恥じる事無く、当社に相談下さい。