栃木県真岡市にて遺品整理
作業内容 | お部屋の家財整理・遺品整理・仏壇、神棚のお焚き上げ・お庭の片付け・軽清掃 |
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作業場所 | 栃木県真岡市 |
間取 | 4LDK |
人数 | 遺品整理士:8名・作業補助:6名・運搬積み込み作業員:3名 |
日数 | 2日 |
お住いの解体に伴う遺品整理のご依頼
栃木県真岡市にて、ご両親がお住まいになっていた戸建ての4LDKの建物を取り壊す事に伴い、遺品整理のご依頼をいただきました。
ご依頼者様は県外にお住まいの為、お時間をなかなか取れずにお見積から施工まで、約5ヶ月を費やしました。その間何回か、真岡市のご自宅に通い、ご自身で必要な物を探されたそうです。
当日、更に弊社でお遺品を探索したところ、貴金属、お写真、そして、ご依頼者様がどうしても探して欲しいと言われていた洋服を押し入れの奥から探す事ができました。
玄関
玄関は下駄箱をはじめ、全て撤去いたしました。下駄箱の中にはいつもの通り可燃ゴミ、不燃ゴミ、工具などがあり、仕分けには、時間を費やしております。
《片付け前》
《片付け後》
階段下
2階に上がる階段の下には物が置かれておりました。このように、デッドスペースは至る所が収納スペースになっておりました。
《片付け前》
《片付け後》
1階リビング
《片付け前》
1階のリビングには家具類があり、箪笥は3竿おかれておりました。写真のソファーはスプリングを外す作業を施してから廃棄しております。
廃棄物は、各、自治体(市町村)の指示に従わなくてはなりませんが、通常ソファーやベットのマットレスは、スプリングを外さなくては、処分場に持ち込む事ができません。
TVは今回は海外に出荷する事にしました。これにより、家電リサイクル費用を少しでも抑える事ができます。
《片付け後》
押し入れ
《片付け前》
押し入れは全部で4箇所あり、洋服と布団が入っておりました。布団はかなりあり、3トントラックの平ボディ1台分と言う物凄い量が出てきました。
《片付け後》
ご本家筋に当たる家は、ご親族様が集まり、いつでも泊まる事ができるようにと、かなりの布団が押し入れに収納されている事が多々あります。そのため、布団が30組なんて事も珍しくはありません。
和室
和室には食器棚などがありました。こちらのご自宅は家具も通常より多くありました。
《片付け前》
仏壇は高さが170センチある大型の仏壇で、仏壇供養する事になっております。
《片付け後》
床間
床間には掛け軸や壺などが置かれておりましが、鑑定士にLINEで画像を送った所「今回は貴重な物では無い」との回答を頂いております。多数、骨董品や美術品がある場合は専門の鑑定士を呼んで査定をします。少ない場合はLINEで画像を送り、判断してもらっております。
《片付け前》
《片付け後》
キッチン
《片付け前》
ガスレンジも撤去しております。また、冷蔵庫は家電リサイクル法に従い処分しました。
キッチンも、食器やスプーンなどのカトラリー製品を丁寧に仕分けしております。また、調味料なども中身を開けて処分しております。
《片付け後》
このほか、大型の食器棚などがあり、食器もかなりの数になりました。
2階の洋室
《片付け前》
こちらには、ベットがおかれておりました。2階のベットの数は4台あり、そのうちの3台が、スプリング付きのベットでした。
《片付け後》
当然の如くスプリングを解体して、スプリングの鉄の部分を取り出しております。また、箪笥や本棚などの家具も多数ありました。
2階の和室
《片付け前》
タンスと折りたたみのベットが置かれておりました。
《片付け後》
こちらは、海外に出荷する事になりました。タンスは日本では現在の住宅事情で、あまり使われる事がなくなりましたが、海外では、必要とする国もまだまだありますので需要がありす。
最後にお部屋を掃き掃除して、お客様に納品となりました。
担当:遺品整理士 佐藤のコメント
この度は遺品整理アジャストにご依頼を頂きまして誠に有難うございました。
当初複数のお見積もりとお聞きしておりましたか、値段とサービス内容で弊社を指名して頂きました。あれから5ヶ月が過ぎた為、作業当日、再度確認させて頂いてから作業させて頂きました。
貴重品や、必要と言われていた、想い出の洋服などご希望されていた物を全てお渡しする事ができました。
また、休憩の時などにお菓子やお茶など、お心遣いを頂きまして本当にお世話になりました。
実際に若い頃、住まわれていたご実家から家財が全てなくなるのを見ると、悲しくなると思います。
私も自身の実家を整理した事がありますので、お気持ちは痛いほどわかります。それと同時に、長年しなくてはならなかった遺品整理から、解放されたのではないでしょうか?
少しでもお心が休まったのではないでしょうか?
今後、解体をすると伺っておりますが、無事な解体が終わる事を心より願っております。全ての作業が終わり、長年の肩の荷を下ろして、新しい一歩を踏み出して下さい。
この度は、お世話になりました。