【生前整理】捨てたい子供と捨てたくない親
捨てたい子供と捨てたくない親
生前整理やゴミ屋敷の片付けを行なっていると、よく親子で口論している現場に立ち合う事があります。
子供は「こんな物は捨てたら」
親は「高かったから」「まだ使えるから」
しまいには親子喧嘩に発展してしまう事もしばしば…。
捨てたい子供の気持ち
子供からすれば、やはりゴミ屋敷や物屋敷になっていると、
- 衛生面で良くない
- 生活動線に物が置かれていると転倒の恐れがある
- 家に誰も来なくなり、孤立した生活になる恐れがある
などが主な理由です。
捨てたくない親の気持ち
親の世代の多くは、戦前、戦後の生まれの方が多く、殆どの方は物のない時代を過ごしてきた方になります。
そのため、どんな物でも大切にする教育を受けてきた世代になります。
一方的に強く押し付けてはいけない
この様な生きてきた時代などの違いから、一方的に捨ててしまうのは、さらに意固地にさせるだけになります。
また、「捨てる」という言葉は出来るだけ使わない様にしましょう。捨てたくない気持ちにさせるだけになるからです。
「これは、もう使わないんじゃない?」
「これは似たような物があるから、いらないんじゃない?」
と時間をかけて誘導して行くと良いでしょう。
それでも駄目な場合
それでも駄目な時は日を改め、無理に行う事がない様にして下さい。
時間を少し空ける事が大切です。
【結論】プロに頼む事も考えてみても良い
この様に捨てる、捨てないで口論になる時はプロの片付け業者、生前整理業者に依頼するのも良い方法です。
プロなので様々な現場のノウハウを持っているからです。第三者が入る事で親が率先して捨てるなどの事例も良くあります。
宇都宮市 遺品整理士 佐藤